唾液には様々な働きがあります。唾液の中にはアミラーゼという消化酵素が含まれているため、消化を助ける働きや、抗菌・殺菌作用と発ガン性物質を抑える作用などがありますが、口内炎と関係する働きをしています。
唾液の分泌が少なく、口腔内が乾く方は、口内炎が発症しやすいと言われています。口の中が乾くと、粘膜部分が傷つきやすくなるのです。
ストレスや緊張を感じているときも、口の中はカラカラに乾いてしまいます。また口が乾くと食事が飲み込みにくくなったり、ブラッシングがしにくくなることもあります。
唾液には抗菌作用があるため、粘膜が唾液によって潤っていないと炎症を起こしやすくなるのです。口の中が乾くことをドライマウスと言いますが、現在日本ではこのドライマウスの状態になっている方が多くいます。唾液というのは刺激によって出やすくなりますので、食事をする時はゆっくりとよく噛むようにしましょう。
ゆっくりとよく噛むだけでも、唾液の分泌量はかなり増えるといわれています。その他には、キシリトールガムでの咀嚼トレーニングなども唾液分泌量が増やすことのできる効果があります。
唾液にはその他にも、歯の表面のエナメル質からカルシウムやリンが溶け出すのを防いで、それらを歯に沈着させる再石灰化の働きも持っています。つまり、歯や口腔粘膜を保護する効果があるのです。唾液がたくさん分泌されているというこは口内炎だけでなく、虫歯や口臭を防ぐことも出来るということです。
アレルギー性鼻炎などの症状がある方は、どうしても口呼吸になってしまいがちで口の中が乾きやすくなってしまいますので、気を付けるようにしましょう。